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特別企画

多様なパートナーシップとの協働で強き想いから資源循環に向けた新たなアプローチを。

日本耐酸壜工業株式会社 代表取締役社長 堤 健 Re:touch 田中 信康 エグゼクティブプロデューサー Special対談

PROFILE

堤 健(つつみ たけし)さん

日本耐酸壜工業株式会社 代表取締役社長。事業内容、各種ガラス製品の製造加工・販売。
「清流の国ぎふ」SDGs推進ネットワーク会員や大垣市環境市民会議 事業者部会会員などに登録するほか、2021年3月には大垣市と「大垣市環境保全協定書」を締結。
副会長を務める「日本ガラスびん協会」とともに循環型社会(3R)の観点から環境課題を中心にSDGsの取り組みに注力する。
2020年には、ガラス造形作家の西中千人氏と資源循環のコラボレーションプロジェクトとして、回収・再溶融してアップサイクルしたガラスびんを使ったオブジェ・ガラス枯山水「つながる」を制作し、コンセプトムービーが「World Media Festivals 2020」で金賞を受賞。
2021年10月からはサンメッセとの協働で、独自のガラスびん回収BOXで自主回収を行う「おおがきガラスびんリサイクルプロジェクト『BinLoop(ビンループ)』をスタート。

近年、製造業において“環境”というキーワードは、切っても切れないものとなっている。しかし、いかに環境保全と生産活動を両立していくのか。そこに明確な答えを出せている企業は多くはない。そんな中、本業に関連したびんのリユース・リサイクルや地域におけるガラスびんの回収、アーティストとのコラボレーションプロジェクトと、実に幅広いアイディアでSDGs達成へのアプローチを行っている日本耐酸壜工業株式会社。
今回は、代表取締役社長の堤健氏にその発想に至った背景や新たなプロジェクトの展開を聞きながら、モノを生み出す企業の在り方のヒントを探った。

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製造業×アートで表現するサステナブル&イノベーション

田中:近年、「SDGsや環境保全に取り組むことが必須」という認識は、企業経営に浸透してきていると思います。反面、まだ何をしたらいい?、どうマネタイズすべきかを模索している企業も多いのが現状です。また、これまでの1社完結でのビジネスモデルが、多様なパートナーシップとの協働が必要になってきていることに気づいている経営者も増えています。こうした協働や共創が大切になる中、堤社長は製造業×アートというまったく違う発想のコラボレーションに挑戦していらっしゃいます。

堤:私たち製造業は、SDGsや環境問題について理解している企業が比較的多いように思います。その中で、私はガラス造形作家の西中千人氏と出会い、資源循環のコラボレーションプロジェクトを行いました。実は、西中先生との出会いは、もう13~14年前のこと。出会ってから「一緒に仕事がしたいですね」という話はしていましたが、果たして何をするべきなのか分からないまま、止まってしまっていたんです。それが出会いから5年くらい経った時に、あるアイディアを思い付きました。当社のガラスは、再生原料が7割~8割含まれているのですが、そのガラスを使ってサステナブルを芸術で表現するのはどうだろうかというものです。早速、先生にお話し、プロジェクトがスタートしました。

田中:製造業である御社には、歴史や技術、生産力など誇れるものが数多くある中、まったく違うアートに着眼点を持たれたわけですが、そこに新たな気づきも生まれたのでしょうか。

堤:プロジェクトを進める中で、芸術とサステナブルの融合に加えて、もう1つイノベーションが起きました。先生が通常使っている工芸窯は、るつぼ窯といって30キロくらいの少ない量のガラスを溶融するもの。それに比べて当社の窯は約100トンと、大きな作品を作ることができます。そこで、当社の窯でつくった大型作品を百貨店に飾ってもらったり、徳島県で行ったイベントで使ってもらったりして、最終的には法然院に置いてもらいました。さらに、制作過程を記録したビデオが賞を受賞するなど、成果も出すことができました。

田中:広報宣伝の視点でPR活用は出来ているでしょうが、企業価値を高めていくことが大切です。

堤:そうですね。環境への取り組みは、商売として成り立つまでに長いスパンが必要です。それでも「やっぱりこれが正しい」と信じて、一緒にできる仲間が増えることが、最終的にさらなる仲間を引き寄せ、大きな結果を得ることにもつながると考えています。


販売から回収まで地域で築くBinLoop(ビンループ)

田中:VUCAの時代といわれるように今やどの業種・業界も将来見通しが予想し難く、厳しい状況の中、ガラスびん業界をどうウォッチされていますか?

堤:ダウントレンドにあると思います。平成2年、つまり約30年前には、ガラスびん協会各社の出荷量は240万トンありました。それをピークに、今では100万トンを切っています。これはもちろん相当厳しい状況で、もう業界内でどれだけの工場がなくなっただろうと思うほどです。

田中:やはりペットボトルが契機になったかと。

堤:はい。最も大きかったのは、小容量ペットボトルの解禁ですね。ペットボトルは、最初2リットルのものだけが登場し、500ミリリットルのものが世に出たのがその頃です。そこから飲料業界は、一気にペットボトルへとシフトしました。さらに、びんビールも缶ビール、そして生ビールへと転換し、この影響も大きかったですね。その後、ハイボールや食べるラー油など、ブームによって需要が伸びる時期は定期的に訪れますが、そうしたブームは終わるのも早い。急なブーム・急な収束は、最終的にそれほどプラスにならないことも多く、製造業にとって逆に悩みの種でもあります。

田中:となると、やはりびんの利活用が最も根本的な課題ということですね。

堤:消費者の中には、ガラスびんの商品を望む声も多いですが、流通側からすると、やはり軽いもの、落としても割れないものの方が、運搬にも陳列にも便利です。さらにもう1つ課題として挙げられたのが、「主婦にとって使い終わったガラスびんが家に溜まると邪魔だ」という声です。消費者がそう思っていたら、どんなに私たちが「びんはいいですよ」と言ったところで、買わないですよね。そこで、「ガラスびんの回収ってどうなっているんだろう?」と思って調べてみると、週1回のところもあるのですが、大垣市では月1回しかびんを回収していないことが分かりました。

田中:月1回の回収だと、さすがに皆さんご家庭でも困っていらっしゃると思います。そこで、今回貴社との独自の協働によるガラスびん回収BOXを設置するおおがきガラスびんリサイクルプロジェクト『BinLoop(ビンループ)』のきっかけになったわけですね。

堤:ダウントレンドが30年も続く業界で、自分たちは努力してきたつもりでいたけれど、実際はガラスびんが捨てにくい状況をケアできずにいたのかと思い、自主回収をスタートしました。ガラスびんのいいところは、国内で資源を回せるところ。私は3R促進協議会やガラスびん協会の副会長でもありますし、自分のライフワークとして、そうした自然循環に関わる社会貢献をベースに据えたのもその頃からです。

田中:そうは言っても、予てより環境への取り組みに注力してきた貴社です。

堤:はい。ですが、排ガスや工場排水をきれいにすることや、リサイクルすることなどに留まっていて、消費者から直接回収することはなかったんです。今はガラスびん回収所の運営や直接回収を行っている酒販店が数社あります。それ以前は酒販店側はそのびんを産廃業者にお金を払って回収してもらわないといけません。これでは、酒販店もびんの商品を積極的に売りたいとは思わないですよね。だからこそ、私たちが安価に回収する仕組みをつくりました

田中:今や、サステナブルやエシカル視点が浸透してきているので、回収に賛同する人も多いのではないですか。

堤:特に、社会の流れを変える際に、企業の力は大きいと思います。それを痛感したのが、今回の新型コロナウイルスのワクチン接種です。自治体が奮闘する中、企業単位の接種はかなりのスピードで進み、企業の力を実感しました。それなら、社会に貢献できるガラスびんの回収も、企業の方々が協力してくれるのではないかと思ったんです。

田中:堤社長からこのアイディアをお伺いした際、果たして当社でどの程度回収ができるか、という予想がつきませんでした。社内に回収所を設けた後、実際にかなりの数のびんが集まっているのを見て、やはり多くの人が困っていたことを実感しました。アイディアはいいので、今後はこれをどうマネタイズしていくかの課題はありますが、まずは大垣市の社会課題を民間の力で自律的に解決していくことが必要。しかも「地元の大垣市の企業で」というところが重要です。このムーブメントを地域の中で広げていくためにも、このような社会貢献は、社会インパクトを創出することを積極的にプロモーションしていく必要があります

堤:そうなんです。こうした取り組みをする際、当社はあまりにもアピールが下手なので、この取り組みをどう世の中の人に知ってもらうかという点を、御社に協力していただきたいと思って、ご相談をさせていただきました。

田中:御社の社員の方々は、この取り組みにどう関わっていますか?

堤:自分たちがどういうことを仕事にしているのかをちゃんと理解してほしかったので、回収は新人と先輩の2人1組で、この取り組みの意義から教えながら取り組んでもらっています。ガラスびんがどのように集められ、どのように原料にできるかを知ってもらう社員教育の一環として、社員1人1人に汗をかかせるようにしています。私たちの場合は、これが生業なのでそれでいいのですが、御社の社員さんはこの取り組みをどう感じていらっしゃいますか?

田中:実は、当社の社内報やブログなどでこの取り組みをアナウンスしたところ、「こうした取り組みは助かる」というリアクションが圧倒的でした。当社もSDGs推進を掲げていますが、社員全員に浸透させることは、容易ではありません。ですから、これを機にSDGsへの本気度をしっかり感じるためにも、地域社会のためになることに一歩を踏み出そうと問いました。社員からは多くの共感を得ることができました。また何よりもよかったのは、地元企業と連携できる点です。大垣市という地域の企業とともに、業種が違えど共感できる取り組みを一緒に行うことに、大きなやりがいを感じています

堤:実は、大垣市のガラスびんリサイクルのルーツは御社にあったそうですね。

田中:意識したわけではなく、御社の堤会長、当社会長から「知ってたのか?」と問われ、???だったのですが(笑)、当社の創業者である田中義夫の妻・せきが、大垣市連合婦人会でガラスびんの回収を提言して貴社と実施した歴史があったことを知り、とても不思議な気持ちになりました。

堤:私もそれをまったく知らずに、御社にこの取り組みのご相談をしたのですが、同じ思いをもつ会社間に50年以上お付き合いがあったことは、感慨深いですね。

田中:創業家の時代に築いたものを、私たちは知らず知らずのうちに受け継いでいますが、自分たちの時代で本気の地域連携をさせていただくことは、非常に意義を感じていますし、モチベーションになります。何より今回の企画はとてもいいタイミングで素晴らしいご縁をいただいたと感じています。まさに、SDGsの17番目のゴール・パートナーシップの連携ですね。


環境にやさしいびんの価値を子どもたちから発信

田中:大正製薬さんとのプロジェクトで、慶應義塾高校の生徒を受け入れているとお聞きしました。

堤:授業の一環として、生徒がリポビタンDの専用ボトルをプロデュースし、販売からプロモーションまですべて行う取り組みをしています。おもしろいのが、学生に工場へ来てもらうと、「ガラスびんがこんなに環境にやさしいものだとは知らなかった。なぜもっとアピールしないのか」と怒られるんですよ。それを聞いて、「アピールをしていないわけではないが、この子たちにはまったくリーチしていないんだな」と気づきました。子どもたちは、やはり自分たちの未来がかかっているから、環境問題に真剣なんです。だから、子どもたちにも、ガラスびんが環境にやさしいことを丁寧に理解してもらう必要がある。理解から「将来はこういう会社に入りたい」という価値基準にまでなって、これが経済的に成り立つということになればいいなと思います。

田中:Z世代と呼ばれる今の世代の人たちの環境配慮への意識は素晴らしい。

堤:実は、奄美大島にある酒造会社での話なんですが、島内で黒糖焼酎の一升びんを回収したら、子供会単位で1本数百円で買い取る取り組みをしたそうです。そうしたら、子どもたちが父親に「飲むならこのお酒を飲んで」って勧めるようになって、島内で売上NO.1にまでなったといいます。離島でびんを捨てると、九州の工場まで運んで、溶かして、また島へ持っていかなければいけないので、リユースできればCO2の排出をはじめ、さまざまな面で環境負荷が低減します。しかも経済的に成り立っていて、商品も売れるという賢いシステムです。

田中:すごい。やはり子どもたちの意識が後押ししているわけですね。

堤:ですから、今回のBinLoopも企業が汗を流している様子を子どもたちに見せるという点がおもしろいのではないかと考えています

田中:今、私たちはクレヨンを使い捨てにせず、回収して溶かし、新たなクレヨンをつくる「マーブルクレヨンプロジェクト」を創発しています。楽しみながら参加型で環境負荷低減を学ぶきっかけにしましょうと、大垣市教育委員会にも協力をお願いしに行ったところ、教育委員会も積極的に発信してくださることになりました。その後、地域でのショッピングモールなどの協力を得てイベントを実施すると、私たちの予想以上の反応が子どもたちからいただけます。BinLoopも子どもまで裾野を広げるべきだと思います。


企業や自治体の間で起こしたい
リユースびんムーブメント

田中:SDGsという言葉が広がっていますが、SDGsが提言される前から地球資源には限りがあり、このままではいけないということはすべての人が気づくべきこと。しかし、ガラスという原材料を3Rの観点で見直すという取り組みは、なかなかなかったように思います

堤:そうですね。今、私たちが行っていることは、ガラスを集めて原料として再利用する、3Rでいうとリサイクル。リユースは、一升びんやビールびんのように洗ってもう1度使うことですが、今、特に飲料のリユース商品は大手企業が扱わなくなり、激減しています。例えば、企業で来客時や会議の時にお茶を出すとしたら、ほとんどがペットボトルではないでしょうか。あれをガラスのリユースびんに変えるだけでも、環境に対する大きな取り組みになるのですが、リユースびんのお茶は売っていません。

田中:御社ならリユースびんのお茶までご用意できるとか?

堤:用意することは可能ですが、大垣市内にリユースびんを洗って充填できる企業がないという点が課題です。しかし、大阪や京都などにある企業と協力して、BinLoopの取り組みに「企業にリユースびん飲料の使用を促す」というプロジェクトを取り入れてもおもしろいなと思っています。リユースびんは、ある程度のロットで購入すればコストは抑えられますし、1度買えば何度も使えます。リユースがなくなった理由の1つに、回収と配送の大変さがありますが、その点を当社が行えば1つのLoopになります。

田中:そうなると、このプロジェクトに広がりが出て、魅力が増します。

堤:びんには、会社ごとにオリジナルの印刷をすることもでき、会社所有のびんにしてもらえば、そのびんにお茶を充填して各企業に納めることも可能です。そうなると、もうそのびんは使い捨てのものではなく、食器と同じ感覚。1つの資産になりますし、来客時にお茶として出せば、話題にもできます。実はすでにあるホテルでは、オリジナルリユースびんで炭酸水と水を提供しています。欧米ではすでにプラスチック製品の使用が避けられていて、外資系ホテルだと部屋に置く水をすべてガラスびんに替えられているところもあるほどです。

田中:はい。素敵ですし、単純に欲しくなります。(笑)

堤:そうなんです。あるホテルではそのオリジナルリユースびんがかっこいいと、持ち帰る人が増えたそうです。それはつまり、持って帰りたくなるほどそのデザインに価値があるということ。宣伝効果としても高いので、企業ならお客様にプレゼントしてもいいかもしれません。それに、ペットボトル入り飲料を大量に買う時は段ボールに入っているのが一般的ですが、実は段ボールって思った以上に環境負荷があるものなんです。その点、リユースびんを入れるプラスチック製の箱は40年ほど使えます。こうした取り組みを自治体や企業が行えば、環境へ大きな影響を与えると思います。

田中:「私たちの会社・私たちの自治体はペットボトルをやめました!」ぐらい大胆な宣言をすることも、魅力的な活用になりますね!

堤:日本はまだまだペットボトルが主流で、しかも日本では、大手企業がリユースをやめているということは、市場が空いていて、チャンスがあるということです

田中:各企業の専用ボトルで飲料を提供する。非常にユニークです。せっかくならBinLoopプロジェクトでチャレンジしましょう。


心持ちのある人や企業と取り組みの輪を広げる

田中:冒頭でもお話しましたが、SDGsの良さはこれをきっかけに人や企業が出逢い、連携することで、各社の強みや知見から「協働すれば、こんなことができる!」というアクションにつながることです。私はその中で「お金を生まない話にはしたくない」というこだわりを強くもっていて、堤社長がおっしゃったように「心持ちがある人と組んでいく」ことが可能性を広げられると思います。

堤:そうですね。まだ環境に対して関心や優先度が低い層にどうアピールするかと考えた時、やっぱり御社に分かりやすく発信してもらうと、興味を持ってもらえると思うんです。誰かが牽引しないと、こうした取り組みはやはり始まらないので、仲間を増やしていくことは必要だと思います。

田中:規模の大小を問わず、「社会に良いこと」に踏み出すと、それがイノベーションにつながって、コラボレートしたものが社会に出た際に、「それならうちも」という違うステークホルダーや違う視点が入ってくる。これが、やはりこれから生きていくために必要な考え方の1つだろうと思います。今後に向けた課題や展望など、堤社長が抱いている思いを聞かせてください。

堤:BinLoopにおける一番の課題は、やはりコスト面。特に輸送コストと現場の管理です。現場管理は各企業さんが情熱をもって実施してくだされば心配ないですが、せっかくいいことを始めたのに、途中で物流が崩壊したら迷惑をかけてしまいますので、そこは丁寧に運営していかなければと思っています。当社はびんを販売しているため、動脈物流、つまり行きの物流はしっかりとルートを持っています。行きがあれば帰りもある程度手配できますが、そこには必ずコストが発生するため、ちゃんと経済的に成り立つかどうかを見極めながら進めていきたいと思います。

田中:まずは大垣を中心に広めましょう。

堤:将来的には自治体とも連携を強めながら、仲間になってくださる企業さんとともに、大垣市を中心に広めていきたいですね。当社も当社ができる点を努力して、御社には上手にBinLoopの価値を表現していただきながら、広めていけたらと思っています。

Re:touch Point!

ガラスびんが持つ無限の可能性。大垣という地域に共生し、大垣を愛する仲間として日本耐酸壜工業さんとともに大垣をガラスびんループの聖地に。

Re:touch
エグゼクティブプロデューサー
田中 信康
SDGsは社会貢献で終わるものではない。ビジネス還流させねばならないもの。立ち上げられたビジネスの芽が持つ力は、私たちの予想以上に大きい。堤社長が手がけ、さらに広げようとしているプロジェクトは、その可能性を大いに感じられるものだ。特に心打たれたのは、堤社長が自社だけでなく、多種多様な人材や企業と手を組んで、新たな知見や技術を取り入れながら、この取り組みを展開しようという姿勢を貫いている点だ。その手を取り合うパートナーとして、お声がけをいただいたことは、幸甚の至り。常に新たな方法を模索する堤社長に刺激をいただきながら、大垣に根づく企業として、大垣が“BinLoop”の発信地になるよう積極展開したい。