2022 Result report
2022 結果報告

審査方法

多数のご応募の中から

  1. 1.持続可能な発展性
  2. 2.地域への貢献度
  3. 3.独自性

3つの側面から評点を数値化し、最終3社を選定いたしました。

2023年3月18日(土)に開催された
「SDGsアワードにしみの最終選考会」にて、

  • SDGsアワードにしみの大賞
  • SDGsアワードにしみの優秀賞
  • SDGsアワードにしみの奨励賞

各賞が決定しました。

審査結果

大賞

SDGsアワードにしみの大賞
株式会社艶金

艶金retricotと大垣桜高校のコラボレートファッション

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

大垣桜高校の服飾デザイン科の生徒達に艶金がSDGsの授業を実施し、生徒達に繊維業界で起きている廃棄の現実を伝え、アップサイクルの必要性を学んでもらいました。更にアップサイクルを実践する為に、どうしても発生してしまう「行動を起こさなければ廃棄されてしまう運命の衣料用生地」を使って、生徒がデザインした洋服を開発し、イオンモール大垣でファッションショーを開催、その後いくつかのデザインを商品化して実際にECサイトで販売しています。


優秀賞

SDGsアワードにしみの優秀賞
株式会社松永製作所

ギフマツナガカップ障害がある若い子どもたちが自分らしく生きるために

  • 10 人や国の不公平をなくそう
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

車いすメーカーとしてパラスポーツで必要な用具の提供をしています。東京パラリンピック後、各地でイベントや大会が少ない現状が続き、なかなか同世代で試合する機会がなく、目標を作るきっかけがないという課題を解決するため、車いすバスケットボール企画「ギフマツナガカップ」を開催しました。作る責任といったハード面の整備だけではなく、ソフト面として作った車いすを使う機会を用意しました。スポーツ用車いすにも乗ったことがない方のために、鬼ごっこや車いすレースなどで車いす操作に慣れてもらいました。家族と一緒にできたことで子どもと同じ目線で車いすにバスケに触れる機会も提供でき、車いすで漕ぐ大変さや爽快感を子どもと一緒に味わえる経験を提供しました。


奨励賞

SDGsアワードにしみの奨励賞
株式会社久保田工務店

ジビエ普及と地域活性化活動を通じたSDGsへの取り組み

  • 8 働きがいも経済成長も
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

道の駅「夜叉ヶ池の里さかうち」と「揖斐川町ジビエ解体処理施設」を運営。業者と共に捕獲から加工まで行い、ジビエ商品を道の駅で販売し普及活動を行っています。ジビエ普及により狩猟、解体、加工従事者の就労意欲を高め働きがいのある環境づくりと地域外食産業の活性化に繋げております。また、地域活性化を目的としたイベント「地域参加型創業さかうちマルシェ」では、ジビエの他にも地元の特産品販売の場所を提供しており、創業を考えている人に向けてテストマーケティングを行う場をつくり、地域活性化に繋げています。

http://www.kubokou.co.jp/
https://yashaikenosato.com/
https://www.instagram.com/kubota_koumuten/
https://www.instagram.com/yashaikenosato/
https://www.instagram.com/sakauchimarche/

表彰式の様子


※左から サンメッセ 田中信康、長谷川ミラ氏、ガキビズ 正田嗣文氏、(株)艶金、(株)松永製作所、(株)久保田工務店

審査員よりコメント

ガキビス 正田嗣文センター長
甲乙つけるのが非常に難しかったです。
各団体の強みを生かした取り組みをPRしながら地域貢献につながっていくことに期待するとともに、子どもの成長やチャレンジにもつながると思うので今後も活動を続けていってもらいたいです。
長谷川ミラさん
応募が多数あったと聞き、こんなに素敵な企業が大垣には、岐阜にはあるんだと見ていてわくわくしました。
サンメッセ総合研究所 代表 田中信康
ご応募いただいた企業の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
本取り組みに主催者でありながら同じ民間企業である当社が点数をつけること自体に意図していることが伝わるのか自問自答していたのですが、実際やってみて西美濃地域にたくさんの素晴らしい取り組みをされている企業がたくさんあることを誇りに思いました。
これからも民間と行政が連携をし、当社が旗振り役としての推進者を担うことを継続していきたく考えています。引き続き皆さまのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

その他 ご応募事例(一部)

※ご応募順

大垣市立かわなみ作業所(社会福祉法人 大垣市社会福祉協議会)

『かわなみ作業所』食品加工室の新商品開発にチャレンジ

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任

自主製品として「カステラ」を製造・販売を行っており、その工程で廃棄していた卵白を使用した新商品「フィナンシェ」の開発に挑みました。食品ロスを考えて、開発にチャレンジし、新たな一手で作業所の理解を高め、利用者の工賃アップに繋げていくことを目的として実施しました。「味も洋菓子店に負けない」と新商品発売をスタートさせました。このチャレンジでの成果はなにより、商品の開発は職員のやりがいにも繋がりました。

社会福祉法人 大垣市社会福祉協議会

わくわく サマースクール

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

コロナ禍により子どもの居場所や活動する場が少ない状況の中で、学習支援を通じた子どもの居場所づくりを目的とし、令和4年8月9日「わくわくサマースクール」を総合福祉会館にて小学生9名の参加で開催しました。午前中は自分の夏休みの宿題を高校生ボランティアの協力により取り組みました。午後からは株式会社フェライズの神 華奈さんを講師に招きバランスボールを使用しながらSDGsについて学びました。

https://www.ogakishakyo.or.jp/

社会福祉法人 大垣市社会福祉協議会

第30回福祉ふれあいボランティアフェスティバルにおけるSDGs啓発コーナーについて

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

令和4年10月29日・30日、大垣市総合福祉会館及びその周辺にて「ここからはじまるボランティアの輪」をテーマに『第30回福祉ふれあいボランティアフェスティバル』を開催しました。大垣市ボランティア連絡協議会によるお楽しみイベントや認知症予防の朗読劇、タレント・モデルで岐阜県ヘルプマーク普及啓発大使である塚本明里様の記念講演、障がい者施設・団体による作品展示や自主製品の販売コーナーなどを実施。また、地元企業サンメッセ株式会社の協力によるSDGs啓発コーナーでは、SDGsチャレンジと題して「自分ができること」を用紙に記入し、チャレンジボードに貼りました。「ごはんを残さず食べる」「エコバックを持っていく」など一人ひとりがSDGsチャレンジすることで、持続可能な社会の実現に向けた取り組みのきっかけづくりとなりました。

https://www.ogakishakyo.or.jp/

社会福祉法人 大垣市社会福祉協議会

大垣市社会福祉大会『サンメッセ株式会社とSDGs連携と協力に関する包括協定の締結』『大垣社協SDGs宣言』

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

令和4年8月11日、大垣情報工房にて「大垣市社会福祉大会」を開催しました。福祉功労者の表彰、福祉標語の発表、「サンメッセ株式会社とSDGs連携と協力に関する包括協定の締結」「大垣社協SDGs宣言」を行いました。また、サンメッセ株式会社 田中 信康様より「SDGsと地域福祉活動」と題して講演いただきました。地域福祉活動とのつながりやSDGsの市民理解が深まりました。

https://www.ogakishakyo.or.jp/

いび川農業協同組合

移動販売車『よってみーな号』で地域の安全安心を推進

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

揖斐川町から業務委託を受け、2021年2月より同町の山間部を巡回し、生鮮食品や総菜、調味料、生活用品などを販売する「よってみーな号」の運行に取り組んでいます。買い物弱者への生活支援の役割を担うとともに、揖斐警察署や行政と2019年に締結した「いびの安全安心活動に関する協定」の一環で、同署や揖斐地区防犯協会と協力して啓発チラシや防犯グッズを利用者に配布し、電話詐欺や交通事故への注意を呼びかけています。さらに、2022年2月より同町平野部で「よってみーな号」の2号車の運行を開始します。関係機関との連携を強化し、多面的に生活支援への貢献を目指していきます。